オーストラリア1周25,000kmの旅【西海岸パート4】

8日目、今日はちょっと変わった処に寄り道をすることになりました。
でもそこは、オーストラリアという大きな自然を持つ国だからこそできる場所なんです。
40万トンの真っ白な塩田の山、サングラスをかけていないと目を開けていられない雪山のような白一色の世界。

タンピアソルト社のレーク・マクレオド貯塩場。
この地方は雨量が少なく、日差しがとても強いので、大量の塩を作るには好条件なんだそうです。
作るといっても、天日なので海水を引き込んで放置しておけばよいのですが、ここに来て一番面白いことは、天日の経過日数により塩田の色が変化していることなんです。
敷地内に25枚、1枚が500メートル四方の塩田があり、この変化もとても面白いのですが、それ以上にひとつひとつの塩田が素晴らしく、感嘆するばかりでした。
エメラルドグリーン、エメラルドブルー、エメラルドパープル...etc
これはベータカロチンによる色の変化なんだそうです。
知っていましたか?
日本で消費する4割近くがオーストラリア産だということを。
この塩田はガイドブックには決して掲載されていないと思いますが、ここは必見!
今でも僕の目に焼き付いて離れません。

9日目、前日の塩気を体中に残したまま車の窓を全開にし、南緯23.5度、南回帰線上にあるニンガルリーフに向かって走りました。
このリーフには、オーストラリアでも1、2位を争うほど美しい珊瑚礁があると聞いて、心を弾ませていたんです。
期待通りでした。
浜にある桟橋からセミ・サブマーシブル・クルーズで珊瑚の夢の世界へ・・・。
えだ珊瑚、キャベツ珊瑚、アスパラ珊瑚、その他200種類の珊瑚と熱帯魚とのミュージカル!
こんな現実とは程遠い世界なのに、浜辺から100メートルもはなれていないなんて。
車を駐車した場所からですよ!
だからシュノーケリングを楽しむ人が結構いたりするんです。
親子でこんなに環境の良いところでシュノーケリングを楽しめるなんてうらやましい限りです。
それも大きなウミガメやエイが泳いでいる場所で!
このニンガルリーフも是非訪ねてもらいたい場所です。
どうでしょう、珊瑚の美しさからいえば、ゴールドバリアリーフに勝るかもしれません。

この場所の近くに、まぁ、近くといってもこの国のことですから100kmぐらいですか、ケープレンジ国立公園というところがあるんですが、ここでOKA[Only Kind Australia]という、西オーストラリアで作られた装甲車みたいな4輪駆動の車に乗って公園を移動したり、ボートで絶滅寸前の有袋類、ブラックフッテッドロックワラビーなんかをウォッチするのも一考です。
そして海岸で素もぐりして、マンタや亀や大きな魚と遊んだ後、浜辺でワインを飲みながらシーフードのバーベキュー・パーティ、疲れたところで満天の星を見ながらシュラフで寝る。
お金があっても、時間を作らなければ、人生を楽しもうという姿勢が無ければ、こんな楽園に足を踏み入れることは無いかもしれませんね?

2,000kmの移動、疲れが無いといえば嘘になりますが、オーストラリア西海岸は、想像以上にエキサイティングな素晴らしいところです!

・・・・・続く
2002.04.23

『EXMOUTH』様、補足資料として画像使わせていただきました。ありがとうございました。

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