オーストラリア1周25,000kmの旅【西海岸パート1】

※このページはメッセージからの続編です。
前文は僕からみなさんへ旅と自然のあり方】をご覧ください。
・・・・・そんな旅の原点を教えてくれたオーストラリア。
今まで旅した国の中では滞在日数の一番長い国、オーストラリア。

2年前、『道浪漫』という番組でそのオーストラリアを数回に分けて1周してみようということになったんです。
この番組は皆さんもご存知のようにリポーターの行きたいところに出かけていくのですが、このオーストラリア編に関しては、MBS-TVプロデューサー渡辺さんの提案でした。
パースからルート1号を北上すると素晴らしい場所があるということなのです。

最初オーストラリアといわれた時、もうこの国へ仕事で来ることはないだろうと決めていたので、一瞬、戸惑いました。
でも西海岸と聞いた時、パースだけは個人的には行きたかったので行くことになりましたが、その時の私の情報では、オーストラリア西海岸は何も見るべきものが無い領域だったんです。
オーストラリアは東海岸で十分だと思っていたからです。
『ま、1回限りの旅だから、何も無くても旅を楽しむつもりで行けばいいだろう』と・・・。

成田からの直行便で約9時間半、パースにいるはずが、その日のフライトはパース行きは無し。
シドニー経由でしか方法がありませんでした。
この時、オーストラリアという国の大きさを実感したんです。
シドニーまで約9時間、シドニーからパースまでがなんと4時間半。
機上から見た大陸は、砂漠の上を通過しているのですが、まるでロシアのツンドラ上空を飛んでいる錯覚さえ覚えるほどでした。
ウエイティング時間を入れるとおよそ16時間の長旅でした。
いつも感じるのですが、旅はアクセスの状態によっては、飛行機に乗っている時間が倍に感じることがあります。
でもこれを楽しむ人もいることは確かです。
私の今までの最長移動時間はトランジェットを入れると28時間、成田-リオデジャネイロです。
このトランジェットの空港はロスアンジェルス。
これに比べれば楽ではあるのですが、睡眠のとり方によって、つまり、意識的にどういう方法で寝るかの行動が明暗を分けることになると思います。
例えばブラジルまでなら、成田-ロス間は絶対眠らず、ロスーリオ間に睡眠をとるようにすると時差ボケに悩まされずにすみます。
まぁ、これはかなり苦行を強いられますが(笑)。

さて、パースについて数時間の休憩後、一番最初のコメント撮りが行われたのです。
えっ!到着のその日から撮影が始まるのですか?と驚かれる方がほとんどですが、そうなんです。
撮影隊には限られた日数しか無いので仕方がないのです。
それと、オーストラリアとは時差がほとんど無いことも理由のひとつです。
もっと大きな理由は、私が若く体力があると判断されたからかも知れません?
スタッフの平均年齢はおおよそ34、5歳。
正直いってかなりきついことはきついんですが、『美味いものとうまいワインを飲ませるから』と約束が取り付けられれば行動する柴俊夫、頑張るんです、これが。

今回は2週間でどこまで行けるか、1号線を北上しました。
ひとたびパースを数キロ離れれば、想像もできなかったことですが対向車が極端に少なくなります。
10分に1台とかの世界になるのです。
これには最初から驚かされました。
そんな中、今回のガイドのテリーとパースから2時間、約160キロ地点にあるランセリン砂丘に向かいました。
白い貝や珊瑚が砕けてできた砂丘、いや、砂丘というより砂漠と表現した方が適切かも知れないほど広大な砂丘です。
砂は粒子が細かく風に運ばれて砂丘形状を日々変えていく。
そして砂の白さは光とのバランスでハーモニーを奏でる。
そんな光景の中から巨大な4Wモンスターが現れ、人々を幻想の世界へと連れて行ってくれるのです。
昼は砂丘近くのカフェで軽いランチをとる・・・。
そしてまた車は北上して行きます。

・・・・・続く
2002.03.08

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